ノートPCのUSB-C端子から、DisplayPort入力のモニターに映像を出したいときに使うのが、片側がUSB-C、もう片側がDisplayPortになったケーブルです。
見た目はどれも似ています。ただ、公式に書かれている解像度とリフレッシュレート(Hz)、ケーブルの長さ、信号を送れる向き、充電できるかどうかによって、合う製品が変わります。
この記事では、国内向けの公式情報を確認できたUSB-C to DisplayPortケーブル6本を中心に、条件別に比較します。あわせて、国内の販売状況を確認しきれなかった高Hz向けの2本と、充電しながら使える変換アダプター2製品も、ケーブルとは分けて紹介します。
なお、掲載製品は筆者が実際に使って比べたものではありません。メーカーが公開している仕様や説明書をもとにした比較です(情報の確認日:2026年9月27日)。
先に結論:条件別のおすすめ
- 4K・60Hzで、2m前後つなげれば十分:エレコム CAC-CDP20BK2、またはサンワサプライ KC-ALCDP20K
- PCとモニターが近く、2mだと余る状態で4K・60Hzを使いたい:j5create JCA141(1.2m)
- 4K・120Hz以上を使いたい(PCとモニターの両方が対応している場合):2mが必要ならBelkin AVC014bt2MBK、1mで足りるならStarTech.com CDP2DP141MB
- DisplayPort出力のPCからUSB-C入力のモニターにもつなぐ可能性がある:StarTech.com CDP2DP142MBD(双方向)
- 映像を出しながらPCも充電したい:ケーブルではなく、PD給電付きの変換アダプター(エレコム AD-CDPPDBK2、StarTech.com CDP2DPUCP)
どれを選ぶ場合も、PCのUSB-C端子が映像出力に対応していることが前提です。ここを確認しないまま買うと、どのケーブルでも映らないことがあります。
この記事で扱う接続と扱わない接続
対象はUSB-C出力から標準DisplayPort入力への接続
この記事で扱うのは、「PCなどのUSB-C端子 → モニターのDisplayPort端子(標準サイズ)」という向きの接続です。
USB-C to DisplayPortケーブルの多くは、USB-C側からDisplayPort側へ映像を送る単方向の製品です。逆向きの「DisplayPort出力のPC → USB-C入力のモニター」には使えません。逆向きにも使える双方向の製品は、比較の中で分けて説明します。
別の選び方が必要になる接続
- モニターの入力がHDMIだけ:USB-CからHDMIへの変換が必要です。DisplayPortのケーブルは挿せません。
- モニター側がMini DisplayPort入力:端子の形が違うため、この記事の標準DisplayPortのケーブルは使えません。
- モニターにUSB-C入力(またはThunderbolt入力)があり、そこにつなぎたい:USB-C同士のケーブルを選ぶ話になります。モニターがThunderbolt接続を求める場合は、その条件を満たすケーブルが必要です。
- ノートPCの画面に、ほかの機器の映像を映したい:一般的なノートPCのUSB-C端子は映像の入力を受け付けないため、このケーブルでは実現できません。
USB-Cケーブル全体を用途ごとに見たい場合は、USB-Cケーブルのおすすめ(用途ごとの選び方)から、自分の用途に合う種類を確認できます。
USB-C to DisplayPortケーブルを買う前に確認すること
PCのUSB-C端子が映像出力(DisplayPort Alt Mode)に対応しているか
USB-Cは端子の形の名前です。その端子で何ができるかは、機器ごとに違います。
USB-C端子から映像を出すには、PC側の端子がDisplayPort Alt Mode(USB-C端子からDisplayPortの映像信号を出す仕組み)に対応している必要があります。充電やデータ転送だけに対応したUSB-C端子では、ケーブルを替えても映像は出ません。
USB-C端子が複数あるPCでは、映像を出せるのが一部の端子だけということもあります。なので、PCの仕様表や説明書で、実際に挿す端子が映像出力に対応しているかを確認しておくと確実です。
USB-Cでモニターにつなぐときの考え方は、USB-Cでモニターに接続する方法の解説でも説明しています。
解像度とHzはPC・ケーブル・モニターが共通して対応する範囲が上限
ケーブルに「8K・60Hz」「4K・144Hz」と書かれていても、それはケーブルとして対応できる上限の目安です。実際に表示できる解像度とHzは、PCの映像出力、ケーブル、モニターの入力が共通して対応する範囲が上限になります。さらに、OSやドライバーの設定、色深度、HDRの有無、DSCへの対応、機器同士の組み合わせによって、使える表示が制限されることもあります。
たとえば、USB-Cから4K・60Hzまでしか出せないPCでは、4K・144Hz対応のケーブルに替えても上限は60Hzのままです。反対に、4K・144Hzを出せるPCとモニターでも、ケーブルの公式表記が4K・60Hzまでなら、ケーブルが上限になる可能性があります。
データ量の大きい表示では、DSC(映像データを圧縮して送る仕組み)が関係することがあります。8K・60Hzや4Kの高いHzでDSCを使うかどうかは、色の形式や色深度などの設定によっても変わります。DSC対応を併記しているケーブルでそうした表示を使いたい場合は、メーカーが示す条件とあわせて、PCとモニターの両方がDSCに対応しているかを確認しておきたいところです。
可変リフレッシュレート(Adaptive-Syncなど)も、ケーブルだけで決まる機能ではありません。GPU、モニター、製品ごとの対応を確認する必要があり、この記事の候補すべてで動作を保証できるものではありません。
ケーブルの長さはコネクターを含むかどうかも見る
同じ「2m」でも、長さの測り方はメーカーによって違います。今回の候補では、エレコムはコネクターを含まない長さ、サンワサプライは両端のコネクターを含む長さで表記しています。
差は数cm程度ですが、PCとモニターの距離がぎりぎりの場合は影響します。逆に長すぎると、余った線が机の上や裏にたまります。まずPCの端子からモニターの端子まで、実際の配線ルートに沿って測ってから選ぶのがおすすめです。
このケーブルではPCの充電もモニターのUSB機能も使えない
USB-C to DisplayPortケーブルが運ぶのは、DisplayPortの映像と音声の信号です。USBのデータ通信やPD給電とは別なので、モニターのDisplayPort端子からPCを充電することはできず、このケーブルでつないでもPCは充電されません。
また、モニターのUSBポートや内蔵カメラのように、USB-C接続なら使える場合がある機能も、このケーブルでは使えません。映像と充電を同じUSB-C端子でまとめたい場合は、後で紹介するPD給電付きの変換アダプターを検討します。
単方向と双方向の違い
多くの製品は、USB-C側からDisplayPort側にだけ映像を送る単方向です。双方向の製品なら、DisplayPort出力のPCからUSB-C入力のモニターへもつなげます。
ただし、双方向の製品でも、USB-C入力のモニターへ電源を送ることはできません。モバイルモニターのようにUSB-Cから電源をとる画面では、モニター用の電源を別に用意する必要があります。
DisplayPort端子のラッチ(抜け止め)の有無
DisplayPortの端子には、抜け止めのラッチが付いているものがあります。机の裏でケーブルが引っ張られても抜けにくい反面、外すときはボタンを押してロックを解除する必要があります。
今回の候補では、サンワサプライ KC-ALCDP20Kはラッチなし、Cable Matters 201036はラッチ付きと公表されています。そのほかの製品は、ラッチの有無を公式情報で確認できませんでした。モニターを頻繁に付け替えるならラッチなし、配置を動かさず抜けにくさを優先するならラッチ付き、という選び方ができます。
USB-C to DisplayPortケーブル6本の比較表
国内向けの公式情報を確認できた6本を、同じ項目で並べました。映像の欄はメーカーの公式表記で、どの環境でもその表示になるという意味ではありません。方向の欄で「USB-C→DP」としている製品は、公式情報で単方向・双方向の明記を確認できなかったもので、使い方の基本はUSB-C出力からDisplayPort入力です。
| 製品(公式情報) | 長さ | 公式の映像表記 | 方向 | そのほかの公表仕様 | 向く条件 |
|---|---|---|---|---|---|
| エレコム CAC-CDP20BK2 エレコム CAC-CDP20BK2の購入先 | 2m(コネクター含まず) | 4K・60Hz | 単方向 | HDCP1.4、1mモデルあり | 4K・60Hzを2m前後でつなぐ基準の候補 |
| サンワサプライ KC-ALCDP20K サンワサプライ KC-ALCDP20Kの購入先 | 2m(両端コネクター含む) | 4K・60Hz(DP Alt Mode 1.2) | USB-C→DP | 直径5.2mm、約96g、PVC被覆、ラッチなし、1mモデルあり | 抜き差しが多い4K・60Hzの接続 |
| j5create JCA141 j5create JCA141の購入先 | 1.2m | 4K・60Hz | USB-C→DP | 約45.8g(ケーブル込み)、白、2年保証、DisplayPort 1.2a対応のPCが必要 | 近い距離で余った線を減らしたい |
| Belkin AVC014bt2MBK Belkin AVC014bt2MBKの購入先 | 2m | 8K・60Hz、4K・144Hz(DisplayPort 1.4) | USB-C→DP | HBR3、DSC、HDCP2.2 | 2mの距離で4Kの高Hzを使いたい |
| StarTech.com CDP2DP141MB StarTech.com CDP2DP141MBの購入先 | 1m | 8K・60Hz、4K・120Hz、HDR(DisplayPort 1.4) | 単方向 | HBR3、DSC、約38g、PD給電なし、3年保証 | 1mで届く距離で高Hzを使いたい |
| StarTech.com CDP2DP142MBD StarTech.com CDP2DP142MBDの購入先 | 2m | 8K・60Hz、HDR(DisplayPort 1.4) | 双方向 | HBR3、約79g、PD給電なし、3年保証 | USB-C入力のモニターにDP出力のPCをつなぐ用途も想定 |
表に記載していない仕様(ラッチの有無やHDCPの版など)は、公式情報から確認できなかったもので、非対応という意味ではありません。この記事は価格ではなく公開仕様で比較しています。価格や在庫は販売店や時期で変わるため、購入時に販売ページで型番とあわせて確認してください。
各製品を選ぶ理由と見送る条件
エレコム CAC-CDP20BK2:4K・60Hzを2m前後でつなぐ基準の1本
公式の表記は4K・60Hz、HDCP1.4で、USB-CからDisplayPortへの単方向と明記されています。長さはコネクターを含まない2mで、1mのモデルもあります。
一般的な4K・60HzのモニターにUSB-C出力のノートPCをつなぐ、という使い方なら、必要な条件を満たしつつ仕様が分かりやすい候補です。メーカーのページで発売中の現行品であることも確認できます。
近い候補はサンワサプライ KC-ALCDP20Kです。映像の公式表記はどちらも4K・60Hzなので、映像性能ではなく、長さの測り方、公表されている仕様の範囲、買いやすさで選ぶのが自然かなと思います。同じ2m表記でもこちらはコネクターを含まない長さなので、距離がぎりぎりの配置では線の部分が少し長くなります。
4K・120Hz以上を使いたい場合や、逆向きの接続に使う予定がある場合は、ほかの候補が合います。また、著作権保護のある映像の中にはHDCP2.2を求めるものがあり、公式表記がHDCP1.4の本製品では再生できない組み合わせが考えられます。ただ、再生できるかどうかは配信サービスやPC、モニターの対応でも決まるため、HDCP2.2対応のケーブルに替えるだけで再生が保証されるわけではありません。配信サービスの4K映像を見る予定があるなら、HDCP2.2を明記しているBelkin AVC014bt2MBKや、後で紹介する変換アダプターもあわせて比べてみてください。
広告掲載商品の購入先
-
広告 エレコム CAC-CDP20BK2の購入先
リンクAmazonで見る購入対象:黒2m C-DP。購入先で型番・色・長さ・セット内容を確認してください。公式カードのYahoo!ボタンは商品名での検索です。
Amazonの購入対象:エレコム usb c 変換ケーブル 2m Type-C to DisplayPort 4K(3840×2160px)/60Hz マルチディスプレイ ミラーリング 【iPhone MacBook iPad Android 等に対応】 ブラック 【iPhone 16/16 Pro/16 Pro Max/16 Plus 対応検証済】 CAC-CDP20BK2
「探す」は商品名・型番での検索です。購入時は型番・色・長さ・セット内容を確認してください。
サンワサプライ KC-ALCDP20K:ラッチなしで抜き差ししやすい4K・60Hz候補
旧型KC-ALCDP20の後継にあたる製品で、公式の表記は4K・60Hz(DisplayPort Alt Mode 1.2)です。長さは両端のコネクターを含めて2mで、1mのモデルもあります。
直径5.2mm、約96g、PVC被覆と、配線ルートを考えるときに使える数値が公表されています。DisplayPort側にラッチがないため、モニターを複数のPCで使い回す、机の配置をよく変える、といった抜き差しが多い使い方に向きます。
エレコム CAC-CDP20BK2と比べると、映像の公式表記は同じです。違いは長さの測り方と、太さ・重さ・ラッチの有無まで公表されている点です。配線の太さや取り回しを数字で確かめたい人には、こちらの方が判断しやすいと思います。
一方、机の裏で引っ張られて抜けるのが心配で抜けにくさを優先したい配置や、4K・60Hzを超える表示を使いたい場合には向きません。なお、旧型のKC-ALCDP20は廃止品なので、購入時は型番末尾の「K」を確認してください。
広告掲載商品の購入先
-
広告 サンワサプライ KC-ALCDP20Kの購入先
リンクAmazonで見る購入対象:黒2m4K60。購入先で型番・色・長さ・セット内容を確認してください。公式カードのYahoo!ボタンは商品名での検索です。
Amazonの購入対象:サンワサプライ TypeC-DisplayPort変換ケーブル(ブラック・2m) KC-ALCDP20K
「探す」は商品名・型番での検索です。購入時は型番・色・長さ・セット内容を確認してください。
j5create JCA141:1.2mで余った線を抑えたい人向け
長さ1.2m、4K・60Hzのケーブルです。重さは約45.8g(ケーブル込み)、色は白で、2年保証と公表されています。
ノートPCをモニターのすぐ横に置くなど、2mだと余る配置なら、線がたまりにくい長さを選べます。黒いケーブルが多い中で、白を選びたい場合の候補にもなります。
メーカーは、PC側がDisplayPort 1.2aに対応している必要があると記載しています。4K・60Hz表記の3本の中では、長さと色が主な違いです。
1.2mで届かない場合は2mの製品、1m前後の短さで高Hzも使いたい場合はStarTech.com CDP2DP141MBが比較先になります。
広告掲載商品の購入先
-
広告 j5create JCA141の購入先
リンクAmazonで見る購入対象:j5create JCA141 ホワイト 1.2m。購入先で型番・色・長さ・セット内容を確認してください。公式カードのYahoo!ボタンは商品名での検索です。
Amazonの購入対象:j5create USB-C DisplayPort 変換ケーブル 8K 60Hz / 4K@144Hz ディスプレイポートケーブル iPhone 15/16、MacBook Pro/Air、iPad Pro、XPS、Thunderbolt 4/3、USB4、 Surface Pro Chromebookなど対応 1.2m (JCA141)
「探す」は商品名・型番での検索です。購入時は型番・色・長さ・セット内容を確認してください。
Belkin AVC014bt2MBK:2mで4K・144Hzを使いたい人向け
DisplayPort 1.4、8K・60Hz/4K・144Hzの表記があり、HBR3、DSC、HDCP2.2への対応も公表されています。長さは2mです。
4K・60Hz表記の製品との一番の違いは、4K・144Hzが明記されていることです。4K・144Hzのモニターを、同じく高Hzで出力できるPCにつなぐ場合、2mの距離で選べる候補になります。今回の6本で、4K・144Hzの表記を公式に確認できたのはこの製品だけでした。
一方で、PCのUSB-C出力が4K・60Hzまでなら、このケーブルに替えても上限は60Hzです。高Hzを使わない環境では、4K・60Hzの製品で目的を満たせます。
広告掲載商品の購入先
-
広告 Belkin AVC014bt2MBKの購入先
リンクAmazonで見る購入対象:黒2m・DP1.4・JAN0745883843084。購入先で型番・色・長さ・セット内容を確認してください。公式カードのYahoo!ボタンは商品名での検索です。
Amazonの購入対象:Belkin USB Type C – DisplayPort 1.4ケーブル 6.6フィート/2m、32.4Gbps 8K@60Hzまたは4K@144HZ、HBR3、DSC、HDCP 2.2、DP Altモード、下位互換性、Windows、MacOS、iPadOS、Androidなどに対応
「探す」は商品名・型番での検索です。購入時は型番・色・長さ・セット内容を確認してください。
StarTech.com CDP2DP141MB:1mの距離で高Hzを使いたい人向け
長さ1m、DisplayPort 1.4(HBR3)で、8K・60Hz/4K・120Hz、HDR、DSCの表記があります。約38gで、PD給電はなく、USB-CからDisplayPortへの単方向です。保証は3年と公表されています。
1mで届く配置で4K・120Hzを使いたい場合の候補です。Belkin AVC014bt2MBKとの違いは、長さ(1mと2m)と、公式に書かれている4Kの最大Hz(120Hzと144Hz)です。144Hzのモニターを上限まで使うことが目的なら、144Hzを明記しているBelkinの方が条件を確かめやすいと思います。
1mで届かない配置なら、2mのBelkin AVC014bt2MBKが比較先になります。
広告掲載商品の購入先
-
広告 StarTech.com CDP2DP141MBの購入先
リンクAmazonで見る購入対象:1m。販売ページには8K/30Hzの表記もあるため、対応する解像度・リフレッシュレートは型番とメーカー仕様を照合してください。購入先で型番・色・長さ・セット内容を確認してください。公式カードのYahoo!ボタンは商品名での検索です。
Amazonの購入対象:StarTech.com USB-C – DisplayPort 1.4 変換ケーブル/1m/8K60Hz/HBR3、HDR、DSC対応/USBタイプC – DP Altモード/ディスプレイアダプタケーブル/USB Type-C & Thunderbolt 3 CDP2DP141MB
「探す」は商品名・型番での検索です。購入時は型番・色・長さ・セット内容を確認してください。
StarTech.com CDP2DP142MBD:双方向で使いたい人向け
長さ2m、DisplayPort 1.4(HBR3)で、8K・60Hz、HDRの表記がある双方向のケーブルです。PD給電はなく、重さは約79g、保証は3年と公表されています。
USB-C出力のPCからDisplayPort入力のモニターへ、という通常の向きに加えて、DisplayPort出力のPCからUSB-C入力のモニターへもつなげます。デスクトップPCのDisplayPort出力と、USB-C入力のモニターを組み合わせる可能性がある場合に選ぶ理由があります。
ただし、USB-C入力側のモニターへ電源は送れないため、モバイルモニターなどは別に電源が必要です。また、メーカーはSurface Dock 2とは互換性がないこと、USB-C側を先に接続することを案内しています(StarTech.com CDP2DP142MBDの日本語データシート)。
USB-CからDisplayPortへの向きでしか使わないなら、単方向の製品で目的を満たせます。また、4Kでの最大Hzの表記は今回確認できなかったので、4Kの高Hzが目的ならBelkin AVC014bt2MBKかStarTech.com CDP2DP141MBの方が条件を確かめやすいです。
広告掲載商品の購入先
-
広告 StarTech.com CDP2DP142MBDの購入先
リンクAmazonで見る購入対象:2m・双方向。販売ページには8K/30Hzの表記もあるため、対応する解像度・リフレッシュレートは型番とメーカー仕様を照合してください。購入先で型番・色・長さ・セット内容を確認してください。公式カードのYahoo!ボタンは商品名での検索です。
Amazonの購入対象:StarTech.com USB-C – DisplayPort 1.4 変換ケーブル/2m/双方向変換対応/8K 60Hz対応/HBR3、HDR、DSC対応/Thunderbolt 3 互換/Type-C – DP 変換ディスプレイアダプタ CDP2DP142MBD
「探す」は商品名・型番での検索です。購入時は型番・色・長さ・セット内容を確認してください。
4K・240HzやDisplayPort 2.1を狙う場合の検討候補
Cable Mattersの2本は、公式の映像表記が高い一方で、国内での現行の販売状況と、長さ別の型番を確認しきれませんでした。そのため比較表には入れず、条件が合う人向けの検討候補として分けています。
Cable Matters 201036:4K・240Hz表記とラッチ付きのDP端子
Cable Matters 201036の公式ページでは、DisplayPort 1.4、8K・60Hz/4K・240Hzの表記があり、USB-CからDisplayPortへの単方向と明記されています。DisplayPort側にラッチが付いているので、外す前にロックを解除する必要があります。
4K・240Hzのモニターを使っていて、PC側もその表示に対応している場合に検討する価値があります。配置を動かさず、抜けにくさを優先したい場合にも候補になります。
購入を考える場合は、国内の購入先を確かめたうえで、販売ページの型番・長さ・仕様が公式ページと一致しているかを照合してください。長さによって型番が分かれるため、ここを確かめられない場合は見送るのが無難です。
広告掲載商品の購入先
-
広告 Cable Matters 201036の購入先
リンクAmazonで見る購入対象:201036-BLK-1.8m-J ブラック 1.8m。購入先で型番・色・長さ・セット内容を確認してください。公式カードのYahoo!ボタンは商品名での検索です。
Amazonの購入対象:Cable Matters USB-C DisplayPort 変換ケーブル 1.8m 黒
「探す」は商品名・型番での検索です。購入時は型番・色・長さ・セット内容を確認してください。
Cable Matters 201436:DisplayPort 2.1(DP40)のVESA認証品
Cable Matters 201436の公式ページでは、VESA認証のDisplayPort 2.1(DP40)ケーブルとされています。8K・120Hz、4K・480Hz/240Hzといった表記は、DisplayPort 2.1(UHBR)での接続、またはDisplayPort 1.4(HBR3)とDSCの組み合わせ、さらに対応するモニターがそろった場合の条件付きです。
USB-C端子からDisplayPort 2.1で出力できるPCと、対応するモニターをそろえている人が検討する製品です。単方向で、DisplayPortのKVMスイッチやUSB-C入力のモニターとは互換性がないとメーカーが案内しています。
4K・60Hzや4K・144Hzで足りる環境では、ここまでの表記は必要ありません。国内での在庫も確認できていないため、条件がそろった場合の選択肢として考えてください。
広告掲載商品の購入先
-
広告 Cable Matters 201436の購入先
リンクAmazonで見る購入対象:黒2m DP2.1 単品。購入先で型番・色・長さ・セット内容を確認してください。公式カードのYahoo!ボタンは商品名での検索です。
Amazonの購入対象:【VESA認証取得】 Cable Matters 40Gbps USB C DisplayPort 2.1 ケーブル 2m
「探す」は商品名・型番での検索です。購入時は型番・色・長さ・セット内容を確認してください。
充電しながら使うならPD給電付きの変換アダプター
USB-C端子が少ないノートPCで、映像と充電を同時に行いたい場合は、USB-Cの充電入力を持つ変換アダプターが選択肢になります。ここまでのケーブルとは形も使い方も違うため、別に比較します。
つなぎ方は「PCのUSB-C端子 → 変換アダプター → DisplayPortケーブル → モニター」で、アダプターのUSB-C給電入力に、充電器とUSB-Cケーブルをつなぎます。DisplayPortケーブル、USB-C充電器、USB-Cケーブルは別に用意する必要があります。
どちらも公式表記はPD給電最大60Wですが、これはアダプターの給電仕様です。PCが実際に受け取れる電力はこれより低くなることがあり、60Wを超える電力を必要とするPCでは、充電が遅くなったり足りなくなったりする可能性があります。充電器を選ぶときは、USB-C充電器のおすすめも参考にしてください。
| 製品(公式情報) | 公式の映像表記 | PD給電 | 形状 | そのほかの公表仕様 | 向く条件 |
|---|---|---|---|---|---|
| エレコム AD-CDPPDBK2 エレコム AD-CDPPDBK2の購入先 | 4K・60Hz | 最大60W | 約15cmのリード付き、DisplayPortケーブル別売 | HDCP2.2、DPCP1.0 | 手持ちのDPケーブルを生かし、同じUSB-C端子で映像と充電をまとめたい |
| StarTech.com CDP2DPUCP StarTech.com CDP2DPUCPの購入先 | 4K・60Hz(DisplayPort 1.2、HDR非対応) | 最大60W | リード約100mm、全長約18.7cm、約22g | HDCP2.2/1.4、3年保証、使えるDPケーブルは2mまで | 小さく軽いアダプターを選びたい |
エレコム AD-CDPPDBK2:手持ちのDPケーブルを使って充電もまとめたい人向け
4K・60Hz、PD給電最大60W、HDCP2.2/DPCP1.0対応の変換アダプターです。約15cmのリードが付いていて、DisplayPortケーブルは別売です。
すでにDisplayPortケーブルを持っていて、PCの同じUSB-C端子で映像出力と充電を済ませたい場合の候補です。StarTech.com CDP2DPUCPと比べると、リードは約15cmとやや長く、HDCP2.2に加えてDPCP1.0への対応が公表されています。一方で、使えるDisplayPortケーブルの長さの上限やHDRへの対応は、今回の公式情報では確認できませんでした。
4K・60Hzを超える表示を使いたい場合や、60Wを超える給電が必要なPCでは、条件が合いません。
広告掲載商品の購入先
-
広告 エレコム AD-CDPPDBK2の購入先
リンクAmazonで見る購入対象:黒 PD60W USB-C DP変換。購入先で型番・色・長さ・セット内容を確認してください。公式カードのYahoo!ボタンは商品名での検索です。
Amazonの購入対象:エレコム usb c 変換アダプタ Type-C to DisplayPort 給電ポート付き 4K(3840×2160px)/60Hz マルチディスプレイ ミラーリング 0.15m ケーブル 【iPhone MacBook iPad Android 等に対応】 ブラック AD-CDPPDBK2
「探す」は商品名・型番での検索です。購入時は型番・色・長さ・セット内容を確認してください。
StarTech.com CDP2DPUCP:小さく軽いアダプターを選びたい人向け
DisplayPort 1.2で4K・60Hz(HDR非対応)、PD給電最大60Wのアダプターです。リードは約100mm、全長約18.7cm、重さ約22gと公表されていて、保証は3年です。HDCPは2.2と1.4に対応しています。
エレコム AD-CDPPDBK2との差は、リードが短く、全長と重さが数値で公表されていることと、保証期間が3年と明記されていることです。持ち運ぶ機会がある場合や、PCまわりの出っ張りを小さくしたい場合の候補になります。
2mより長いDisplayPortケーブルでモニターまでつなぎたい場合や、HDR表示を使いたい場合は合いません。どちらもメーカーが条件として示しています。
広告掲載商品の購入先
-
広告 StarTech.com CDP2DPUCPの購入先
リンクAmazonで見る購入対象:黒 USB-C→DP 4K60Hz PD60Wアダプター。購入先で型番・色・長さ・セット内容を確認してください。公式カードのYahoo!ボタンは商品名での検索です。
Amazonの購入対象:StarTech.com USB-C – DisplayPort 1.2変換アダプタ/USB Power Delivery対応/4K60Hz/60Wパススルー充電/USBタイプC – DP Altモード/ディスプレイアダプタ/Thunderbolt 3互換 CDP2DPUCP
「探す」は商品名・型番での検索です。購入時は型番・色・長さ・セット内容を確認してください。
新しく買わなくても済むケース
USB-C to DisplayPortケーブルは、USB-C出力とDisplayPort入力をつなぐための製品です。手元の機器によっては、別の方法の方が目的に合っていたり、今あるもので足りていたりします。
- PCにDisplayPortやMini DisplayPortの出力端子がある:それぞれの端子に合うDisplayPortケーブルでつなげます。
- モニターにUSB-C入力があり、PCのUSB-C端子が映像出力に対応している:USB-C同士のケーブルでつなぐ方法もあります。モニターの仕様によっては、PCへの給電やモニターのUSBポートも使えます。
- DisplayPort出力のあるドックやハブを使っている:ドックの出力から通常のDisplayPortケーブルでつなげます。
- 手持ちのUSB-C to DisplayPortケーブルで、目的の解像度とHzが表示できている:買い替える必要はありません。
映らないときは、ケーブルを疑う前に、PCの端子が映像出力に対応しているか、モニターの入力がDisplayPortに切り替わっているかを確認すると、原因を切り分けやすいです。
まとめ:確認する順番と選び方
- PCのUSB-C端子が映像出力(DisplayPort Alt Mode)に対応しているか
- 使いたい解像度とHzに、PCとモニターの両方が対応しているか
- 配線ルートに沿って測った長さに、コネクターを含むかどうかを踏まえて届くか
- 逆向き(DisplayPort出力 → USB-C入力)にも使う予定があるか
- 映像と同時にPCを充電する必要があるか
4K・60Hzで使うなら、エレコム CAC-CDP20BK2かサンワサプライ KC-ALCDP20Kで足ります。両者の違いは長さの測り方とラッチ・太さなどの公表範囲で、近い距離ならj5create JCA141も選べます。
4Kの高Hzを使う環境がそろっているなら、2mでBelkin AVC014bt2MBK、1mでStarTech.com CDP2DP141MBです。逆向きにも使うならStarTech.com CDP2DP142MBD、充電もまとめたいならPD給電付きの変換アダプター、という分け方になります。
USB-Cケーブルのほかの用途はUSB-Cケーブルのおすすめ(用途ごとの選び方)、USB-Cケーブルの規格や表記の見方はUSB-Cケーブルの種類と規格の解説で確認できます。
アイキャッチはAIで生成したイメージで、実機写真ではありません。
