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ウルトラワイドモニターの仕事用おすすめ10機種|34・38・40型の違いと選び方

仕事机に置いた横長の湾曲ウルトラワイドモニターのイメージ

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仕事で、ブラウザと資料、表とチャットなど、複数のウィンドウを横に並べて使う人向けに、ウルトラワイドモニターを比較します。

この記事の中心は「横に長い1枚の画面に何を並べたいか」です。ノートPCとUSB-Cケーブル1本でつなぐことが主な目的の場合や、ウルトラワイドにするかどうかをまだ決めていない場合は、仕事用モニターの選び方の記事から読むほうが早いと思います。

比較には、メーカー公式の仕様表、製品ページ、説明書を使っています。実機で見え方や使い心地を確かめたレビューではありません。なので、数値の意味と、その数値で仕事のしかたがどう変わるかを中心に説明します。価格は2026年9月27日に各社の公式サイトで確認した金額です。

先に結論:用途別のおすすめウルトラワイドモニター

  • 34型の基準:Dell P3425WEとLG 34U650A-B。どちらも34型3440×1440のIPSパネル、100Hz、緩めの湾曲3800Rで、KVM、LAN端子、高さ150mm・左右30°の調整に対応します。スピーカー内蔵とHDMI 2系統が欲しいならLG、音は別の機器で出すつもりで、コントラスト比や交換サービス付きの保証を重視するならDellです。
  • 1台のPCで費用を抑えたい:Dell S3425DW。今回確認できた公式価格の中で最も安い機種です。ただし、DisplayPort入力と左右の首振り機能はありません。
  • 120Hz・色域・Thunderboltを重視する:Dell U3425WE。作業領域は34型の基準機と同じで、表示の滑らかさ、色、接続性に予算を使う選択です。
  • 保証期間と昇降幅を重視する:EIZO EV3451X。会議用のカメラとマイクもモニターにまとめたい場合はEV3450XCが候補です。
  • 湾曲していない画面で色域も重視する:ASUS PA348CGV。今回の候補で唯一の平面型です。公式の販売価格と在庫は確認できていないため、購入先で確認する条件付きの候補です。
  • 34型の縦1440では足りない:Dell U3824DW(37.5型3840×1600)。3台のPCの画面を同時に表示したい場合はEIZO EV3895です。
  • 精細さと広さを両方ほしい:Dell U4025QW(39.7型5120×2160)。PC側が対応していることが前提です。

一方で、オンライン会議で「画面全体」を共有する機会が多い仕事では、ウルトラワイド1枚より、16:9の画面を別に用意するほうが合う場合があります。理由は後半で説明します。

34型・38型・40型の違いと、27型2枚との比較

34型3440×1440は「27型WQHDを横に伸ばした画面」

34型ウルトラワイドの主な解像度は3440×1440です。27型WQHDは2560×1440なので、縦の画素数は同じです。横だけが約1.34倍(3440÷2560)になります。

使い方でいうと、縦に表示できる行数は27型WQHDとほぼ同じで、横に並べられるウィンドウが増えます。ブラウザ2枚の横に細いチャット欄を置く、横に長い表やタイムラインを1画面で表示する、といった使い方に向いています。

画素密度は公式値で約109〜110ppiです。27型WQHDも計算上は約109ppiなので、27型WQHDを拡大なしで使っている人は、文字の大きさの感覚があまり変わりません。

38型(37.5型)3840×1600は縦も広がる

37.5型の3840×1600は、34型の3440×1440と比べて、縦が約11%(1600÷1440)、横が約12%(3840÷3440)増えます。画素密度は約111ppiで34型とほぼ同じです。そのため、文字の大きさを変えずに、表示できる範囲が縦にも横にも広がります。

表の行数やコードの行数など、「縦があと少し欲しい」ときに選ぶサイズです。その分、本体の幅は約89cmになります。

40型5120×2160は拡大率によって作業領域が変わる

39.7型の5120×2160は約140ppiで、画素が細かい画面です。文字が小さく感じる場合は、拡大率(スケーリング)を上げて使います。

計算すると、拡大率150%では3413×1440相当です。34型を100%で使うのとほぼ同じ作業領域になり、文字や線はより細かい画素で表示されます。125%では4096×1728相当で、38型よりも広い領域になります。

ただし、読みやすい拡大率は、目との距離や好みで変わります。OSやアプリによって拡大の効き方が違うこともあります。画素数だけを見て「40型が一番広い」とは決められません。

27型4K(16:9)との違い

27型4K(3840×2160)を拡大率150%で使うと、作業領域は2560×1440相当になり、27型WQHDと同じです。4Kは画素の細かさを重視する選択で、ウルトラワイドは横の広さを重視する選択と考えると分かりやすいと思います。

27型WQHDを2枚並べる構成との違い

27型WQHDを2枚横に並べると、合計で5120×1440です。画素数だけを比べると、34型ウルトラワイド(3440×1440)より横に広くなります。

ウルトラワイドの利点は、画面の中央にベゼル(枠)がないことです。横に長い表や編集ソフトのタイムラインを、途中で途切れさせずに1画面に表示できます。

一方、2枚構成では、1枚ずつ「画面全体」を共有したり、片方だけを縦向きにしたりできます。どちらが優れているというより、1つの長いものを見るならウルトラワイド、独立した画面として使い分けたいなら2枚構成、という違いです。

仕事用ウルトラワイドモニター10機種の比較表

候補は、国内の公式サイトで仕様を確認できた、仕事向けの34〜40型ウルトラワイドモニターです。価格はどれも2026年9月27日時点のもので、Dellが公式オンラインストアの税込・送料込価格、EIZOが直販サイトの税込価格(ブラック、標準スタンド付きの単体)、LGが公式オンラインショップの表示額です。LGは税込の表記を確認できていないため、ほかの2社の税込価格とは分けて見てください。どれもクーポンやポイントは差し引いておらず、市場の最安値を調べた価格でもありません。

用途と画面の基本仕様で比べる

機種画面リフレッシュレート・曲率向く使い方公式価格
Dell P3425WE
購入先
34.1型 3440×1440 IPS100Hz・3800Rスピーカー不要な34型の基準85,361円(税込)
LG 34U650A-B
購入先
34型 3440×1440 IPS100Hz・3800Rスピーカー内蔵の34型の基準83,800円(表示額)
Dell S3425DW
購入先
34型 3440×1440 VA120Hz・1800R1台のPCで費用を抑える68,979円(税込)
Dell U3425WE
購入先
34.1型 3440×1440 IPS Black120Hz・1900R滑らかさ・色域・接続性138,969円(税込)
EIZO EV3451X
購入先
34.1型 3440×1440 IPS100Hz・3800R長期保証・大きな昇降幅109,890円(税込)
EIZO EV3450XC
購入先
34.1型 3440×1440 IPS60Hz・3800Rカメラ・マイク内蔵162,800円(税込)
ASUS PA348CGV
購入先
34型 3440×1440 IPS120Hz(HDMIは100Hz)・平面平面・色域重視未確認
Dell U3824DW
購入先
37.5型 3840×1600 IPS Black60Hz・2300R縦にも広さがほしい176,082円(税込)
EIZO EV3895
購入先
37.5型 3840×1600 IPS60Hz・2300R3台のPCを同時に表示209,000円(税込)
Dell U4025QW
購入先
39.7型 5120×2160 IPS Black120Hz・2500R精細さと広さの両立251,340円(税込)

設置と接続の条件で絞り込む

機種幅×奥行(スタンド込み)モニター部の重さ高さ調整・首振りUSB-C給電・有線LAN
Dell P3425WE約816×229mm6.90kg150mm・左右各30°最大90W・1GbE
LG 34U650A-B817×230mm7.3kg150mm・左右30°最大96W・1000Base-T
Dell S3425DW約807×222mm6.91kg130mm・スイベルなし最大65W・記載なし
Dell U3425WE約813×240mm7.78kg150mm・左右各30°最大90W(Thunderbolt 4)・2.5GbE
EIZO EV3451X816×242.6〜250.2mm約9.3kg195mm・スウィーベル90°最大94W・2.5GBASE-T
EIZO EV3450XC819.5×242〜250mm約9.2kg195mm・スウィーベル90°最大94W・1000BASE-T
ASUS PA348CGV817.6×245mm7.8kg(説明書の値)115mm・左右30°最大90W・記載なし
Dell U3824DW約894×251mm8.80kg120mm・左右各30°最大90W・2.5GbE
EIZO EV3895893.9×240mm約9.5kg192.7mm・スウィーベル70°最大85W・1000BASE-T
Dell U4025QW約947×253mm8.35kg150mm・左右各30°最大140W(PC側の対応が必要)・2.5GbE

首振りの角度は、各社の仕様表の表記をそのまま載せています。EIZOの90°・70°が左右の合計なのか片側の値なのかは仕様表から読み取れないため、Dellの「左右各30°」とは単純に比べないでください。

保証は、Dellが3年、EIZOはEV3451Xが7年、EV3450XCとEV3895が5年です(EIZOはいずれも使用30000時間以内で、無輝点保証は6か月)。LGは液晶パネルとバックライトを含む3年保証と3年の無輝点保証、ASUSは日本国内保証3年と3年間の輝点ゼロ保証です。保証期間の長さは修理費用の負担に関わる条件で、壊れにくさや実際の耐久性を示すものではありません。

LGは、以前の34型34WR55QK-Bが公式ページで「生産完了品」と表示されていたため、現行の34U650A-Bを候補にしています。

機種ごとのおすすめ理由と見送る条件

Dell P3425WE:スピーカーを使わないなら基準にしやすい34型

34.1型3440×1440のIPSパネルで、リフレッシュレートは100Hz、湾曲は緩めの3800Rです。コントラスト比は1500:1です。映像入力は、USB-C(最大90W給電)、DisplayPort、HDMIが1つずつあります。LAN端子(1GbE)、KVM、PIP/PBPにも対応しています。スタンドは高さを150mm、左右に各30°まで調整できます。製品仕様に内蔵スピーカーの記載はありません(サウンドバー用のスロットはあります)。

1台のノートPCをつなぐだけでなく、仕事用と私用の2台のPCを1組のキーボードとマウスで切り替える使い方にも対応します。次に紹介するLG 34U650A-Bと主な条件が近く、この2機種が34型の基準になります。音はヘッドセットや別のスピーカーで出す人、コントラスト比や交換サービス付きの3年保証を重視する人はP3425WEです。

下位のS3425DWとの価格差は約1万6千円です。この差額で、IPSパネル、緩い湾曲、DisplayPort入力、左右の首振り、LAN端子、KVMが加わります。120Hzの滑らかさや広い色域が必要ならU3425WE、縦方向の広さが必要なら38型を検討してください。

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  • 広告 Dell P3425WEの購入先

    Amazonで型番を探す(検索)

    購入対象:P3425WE・ブラック。購入先で型番・色・長さ・セット内容を確認してください。公式カードのYahoo!ボタンは商品名での検索です。

「探す」は商品名・型番での検索です。購入時は型番・色・長さ・セット内容を確認してください。

LG 34U650A-B:スピーカーも内蔵した34型の基準候補

34型3440×1440のIPSパネルで、100Hz、湾曲は3800Rです。色域はsRGB 99%、コントラスト比は1300:1です。映像入力はUSB-C(最大96W給電)、DisplayPort 1.4、HDMI×2で、1000Base-TのLAN端子、7W×2のスピーカー、USBハブ(USB-A×3とUSB-C×1)を備えています。KVMは、1台目のPCをUSB-Cで、2台目を映像ケーブルとUSB-Bケーブルでつないで、キーボードとマウスを切り替える方式です。PIPと2画面のPBPにも対応し、スタンドは高さ150mm、左右30°まで調整できます。付属のHDMI・DisplayPort・USB-Cケーブルは各1.5mです。

P3425WEとは、パネル、リフレッシュレート、曲率、KVM、LAN、スタンドの調整範囲がほぼそろっています。接続と音声の違いは、スピーカーを内蔵していることと、HDMIが2つあることです。LGは3年の無輝点保証も案内しています。PCの音をモニターから出して机の上の機器を減らしたい人や、HDMI機器を2台つなぎたい人はこちらが合います。給電の96Wと90Wの差は小さく、これだけで決める理由にはなりにくいです。

スピーカー付きで安い34型なら、S3425DWも候補です。S3425DWは120Hzで価格も低い一方、LGはIPSパネル、緩い湾曲、DisplayPort入力、KVM、LAN端子、左右の首振りがそろっています。2台のPCを使う予定がなく、滑らかさを優先するならS3425DW、さらに色域や接続性も欲しいならU3425WEです。

価格は公式オンラインショップの表示額83,800円です。配送できるかどうかは購入画面で郵便番号を入れて確認する仕組みなので、在庫や届く時期は購入時に確認してください。公式直販の会員登録による保証延長の案内もありますが、条件を確認できていないため、ここでは標準の3年保証で比べています。

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    購入対象:34U650A-B・ブラック。購入先で型番・色・長さ・セット内容を確認してください。公式カードのYahoo!ボタンは商品名での検索です。

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Dell S3425DW:1台のPCで費用を抑えたい人向け

34型3440×1440のVAパネルで、120Hz、湾曲は強めの1800Rです。コントラスト比は3000:1、色域はsRGB 99%です。5W×2のスピーカーを内蔵しています。USB-Cは最大65W給電、HDMIは2つあります。付属のUSB-Cケーブルは1mです。

1台のPCをUSB-CまたはHDMIでつなぎ、横に並べて作業できる画面をなるべく安く用意したい人に向いています。

一方で、DisplayPort入力はなく、LAN端子とKVMも仕様に記載がありません。スタンドは高さ、前後の傾き、左右4°の傾き補正(スラント)に対応していますが、左右に向きを変えるスイベルはありません。65Wを超える給電が必要なノートPC、DisplayPortで出力するデスクトップPC、2台のPCの切り替えを予定しているなら、P3425WEかLG 34U650A-Bのほうが合います。

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    購入対象:Dell S3425DW(末尾Rなし)。購入先で型番・色・長さ・セット内容を確認してください。リンク先店舗では新品未開封品、メーカー保証は2029年7月20日までと案内されています。購入日から3年間ではありません。初期不良もメーカー修理対応です。公式カードのYahoo!ボタンは商品名での検索です。

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Dell U3425WE:120Hz・色・接続性に予算を使う34型

IPS Blackパネルで、コントラスト比は2000:1、色域はDCI-P3 98%です。リフレッシュレートは120Hz、湾曲は1900Rです。5W×2のスピーカーを内蔵しています。Thunderbolt 4のアップストリーム(最大90W給電)、デイジーチェーン接続用のThunderbolt 4ダウンストリーム、2.5GbEのLAN端子、KVM、PIP/PBPに対応しています。

解像度と作業領域はP3425WEと同じです。価格差の約5万4千円は、120Hz、色域とコントラスト、Thunderbolt 4や10GbpsのUSBポートといった部分への支払いです。

注意点として、HDMI接続では最大100Hzです。120Hzで表示するには、DisplayPortかThunderbolt/USB-Cで接続し、PC側も対応している必要があります。文書作成や表計算が中心で、滑らかさや色にこだわらない場合は、34型の基準の2機種で十分です。

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    購入対象:U3425WE。購入先で型番・色・長さ・セット内容を確認してください。公式カードのYahoo!ボタンは商品名での検索です。

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EIZO EV3451X:保証期間と昇降幅で選ぶ34型

34.1型3440×1440のIPSパネルで、湾曲は3800R、リフレッシュレートは最大100Hzです。USB-C(最大94W給電)、2.5GBASE-T対応のLAN端子、KVM、2画面のPbyPに対応しています。昇降幅は195mm、スウィーベルは90°です。保証期間は購入から7年(使用30000時間以内)、無輝点保証は6か月です。

P3425WEと同じサイズ・解像度で、価格は約2万5千円高くなります。その分、保証期間が3年から7年に、昇降幅が150mmから195mmに、LAN端子が1GbEから2.5GBASE-Tに変わります。長く使うつもりの人や、机と椅子に合わせて画面の高さを大きく動かしたい人に向いています。

なお、保証期間が長いことは、壊れにくさや目の疲れにくさを示すものではありません。モニター部は約9.3kgで、Dellの34型より重いため、アームを使う場合は耐荷重を確認してください。コントラスト比は1000:1、色域はsRGB相当なので、色域を重視するならU3425WEのほうが合います。

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    購入対象:EV3451X-WT ホワイト。購入先で型番・色・長さ・セット内容を確認してください。公式カードのYahoo!ボタンは商品名での検索です。

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EIZO EV3450XC:会議用のカメラとマイクを画面にまとめたい人向け

500万画素のWebカメラ(Windows Hello対応)、マイク、4W+4Wのスピーカーを内蔵した34.1型です。USB-C(最大94W給電)、1000BASE-TのLAN端子、2画面のPbyPに対応し、EIZOの技術資料ではKVMにも対応しています。昇降幅は195mmです。

会議用の機器をモニターに収めて、机の上の機器やケーブルを減らしたい人向けの機種です。ただし、カメラが500万画素でも、会議で相手に送られる映像の解像度は会議アプリや通信の状態で決まります。常に500万画素で映るわけではありません。

EV3451Xより約5万3千円高く、リフレッシュレートは60Hz、保証期間は5年(使用30000時間以内)です。すでに外付けのカメラやマイクを使っている場合や、内蔵カメラが不要な場合は、EV3451Xを選んだほうが条件が良くなります。

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    購入対象:EV3450XC-BK・ブラック。購入先で型番・色・長さ・セット内容を確認してください。公式カードのYahoo!ボタンは商品名での検索です。

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ASUS PA348CGV:平面の34型で色域を重視する人向けの条件付き候補

34型3440×1440のIPSパネルで、今回の候補では唯一の平面型です(説明書の外形図で確認)。色域はsRGB 100%、DCI-P3 98%です。USB-CとDisplayPortでは最大120Hz、HDMIでは最大100Hzで表示します。USB-C(最大90W給電)、PIP/PBP、USB-A×4のハブを搭載しています。高さ調整は115mm、左右の首振りは30°です。国内の製品ページでは、Cクランプとキャリブレーションレポートが付属品に挙げられています。保証は国内保証3年と、3年間の輝点ゼロ保証です。

湾曲した画面を避けたい図面や制作の作業で、色域の広さも欲しい人には候補になります。平面であること、色域、付属のCクランプが選ぶ理由です。

ただし、条件付きの候補です。国内の公式サイトに仕様は掲載されていますが、公式ストアでの現在の販売価格と在庫は確認できていません。購入先で価格と販売状態を確認してください。Cクランプは、説明書で厚さ10cmまでの頑丈で平らな天板に取り付けることと、設置に必要な空間が条件として示されています。仕様表の12.2kgはスタンド込みの重さで、説明書に載っているスタンドなしの重さは7.8kgです。ただ、説明書では壁掛け金具に22.7kg以上の耐荷重を求めているため、アームを選ぶときも7.8kgという数字だけで判断せず、アームの仕様と照らし合わせてください。LAN端子とKVMの記載はありません。

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    購入対象:PA348CGV・ブラック。購入先で型番・色・長さ・セット内容を確認してください。公式カードのYahoo!ボタンは商品名での検索です。

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Dell U3824DW:34型では縦が足りない人向けの37.5型

37.5型3840×1600のIPS Blackパネルで、60Hz、湾曲は2300Rです。コントラスト比は2000:1、色域はDCI-P3 98%です。USB-C(最大90W給電)、2.5GbEのLAN端子、KVMに対応し、説明書ではPIP/PBPによる2台のPCの同時表示にも対応しています。高さは120mm、左右に各30°調整できます。

34型の縦1440では足りないものの、拡大率を下げて文字を小さくするのは避けたい人に向いています。P3425WEとの価格差は約9万1千円で、主に画面の広さに対する支払いです。

リフレッシュレートは60Hzです。本体の幅は約89cmあるので、机に収まるかを先に確認してください。3台のPCを同時に表示したい場合や、昇降幅を大きく取りたい場合は、次のEV3895が候補になります。

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    購入対象:U3824DW・シルバー。購入先で型番・色・長さ・セット内容を確認してください。公式カードのYahoo!ボタンは商品名での検索です。

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EIZO EV3895:3台のPCの画面を同時に表示したい人向け

37.5型3840×1600、60Hz、2300Rの機種です。2画面・3画面のPbyPで、最大3台のPCの画面を並べて表示できます。PCとつなぐアップストリームは、USB-Bが2つとUSB-Cが1つあり、KVMで3台のPCの間でキーボードとマウスを共有できます。USB-Cの給電は最大85W、LAN端子は1000BASE-Tです。昇降幅は192.7mm、スウィーベルは70°、保証は5年(使用30000時間以内)です。

U3824DWより約3万3千円高いものの、3台同時表示、3台のPCでのUSB機器の切り替え、保証期間、昇降幅が必要ならこちらです。3画面を同時に表示すると、1画面あたりの横幅は狭くなります。EIZOは例として、縦長のUXGA(1200×1600)×3面の並べ方を挙げています。

一方で、コントラスト比は1000:1で、U3824DWの2000:1より低く、LAN端子も1000BASE-TとU3824DWの2.5GbEより遅い規格です。2台までのPCで使うならU3824DWで足ります。USB-Cの給電はU3824DWの90Wより少ない85Wなので、ノートPCが必要とする電力も確認してください。

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    購入対象:EV3895-BK・ブラック。購入先で型番・色・長さ・セット内容を確認してください。公式カードのYahoo!ボタンは商品名での検索です。

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Dell U4025QW:精細さと広さを両立したい人向けの40型

39.7型5120×2160のIPS Blackパネルで、約140ppi、120Hz、湾曲は2500Rです。Thunderbolt 4、2.5GbEのLAN端子、KVM、PIP/PBPに対応しています。Thunderbolt 4アップストリームは拡張電源範囲(EPR)での最大140W給電に対応していますが、140Wで受け取るにはPC側もこの給電に対応している必要があります。

前半で説明したとおり、拡大率150%なら34型と同じくらいの作業領域をより細かく表示でき、125%なら38型より広い領域になります。拡大率によって、細かさと広さのどちらを優先するか選べる機種です。

ただし、PCが5120×2160・120Hzを出力できなければ性能を活かせません。4K出力に対応しているPCでも、5120×2160・120Hzまで出せるとは限りません。価格は251,340円と、公式価格を確認できた候補の中で最も高く、幅も約95cmあります。高い解像度を使う予定がなければ、34型か38型で十分です。

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ウルトラワイドモニターを買う前に確認したいこと

オンライン会議で画面を共有したときの見え方

相手側の表示領域は16:9であることが多いです。21:9の画面全体を共有すると、横幅に合わせて縮小されます。たとえば3440×1440の画面を横1920ドットに収める場合、計算上は約1920×804になり、上下に余白ができて文字も小さくなります。相手が小さいウィンドウで見ている場合は、さらに小さく表示されます。

対策としては、画面全体ではなく共有したいアプリやウィンドウだけを選ぶ方法があります。資料のウィンドウを16:9に近い形に整えてから共有するのも有効です。具体的な操作や選べる範囲は会議アプリによって違うので、普段使うアプリで確認してください。

仕事で「画面全体の共有」を求められることが多い場合は、16:9の画面を別に用意したほうが確実です。

PBP・PIPはウィンドウを並べる機能ではない

PBP(PbyP)は、モニターに接続した複数の入力(主に複数のPC)の映像を並べて表示する機能です。1台のPCのウィンドウをきれいに並べるのは、OSの機能や、DellのEasy Arrange、EIZOのScreen InStyleといったソフトの役割です。EIZOも、Screen InStyleの画面分割機能はPbyPとは異なると説明しています。会議でウィンドウを選んで共有するのも、会議アプリ側の機能です。

1台のPCから2本のケーブルでモニターにつなぎ、PBPで2画面として使う構成も考えられます。ただ、機種やPC側の条件で制限があるので、どの機種にもおすすめできる方法ではありません。1台のPCで使うならPBPの有無はあまり気にせず、2台以上のPCを同時に見る場合に確認する項目と考えてください。

曲率(1800R・3800Rなど)の数字の読み方

1800Rは、半径1800mmの円に沿った曲がり方を表します。数字が小さいほど強く曲がっています。今回の候補では、S3425DWの1800Rが最も強く、P3425WE、LG 34U650A-B、EIZOの34型の3800Rが湾曲した機種の中では最も緩い曲率です。ASUS PA348CGVは平面です。

Rの数字は、目と画面の推奨距離をそのまま表しているわけではありません。湾曲した画面で直線がどう見えるか、複数人で画面を見る使い方に合うかは、好みと使い方によります。図面など直線の見え方が気になる作業なら、曲率の緩い機種か平面の機種を条件にして選んでください。店頭で実物を見られるなら、確認しておくと安心です。

机の幅とモニターアームの条件

本体の幅は、34型で約81cm、38型で約89cm、40型で約95cmです。机には本体の幅だけでなく、左右に置くスピーカーや機器、ケーブルを挿すための余裕、首振りしたときに画面が動く範囲も必要です。EIZOはEV3895について、幅120cm・奥行70cmの標準的なオフィスデスクに収まると説明しています。

今回の10機種は、いずれも公式仕様でVESA 100×100の取り付けに対応しています。ただ、取り付け穴が合っても、そのアームで支えられるとは限りません。アームの耐荷重と比べる重さは、比較表の「モニター部の重さ」です。スタンド込みの重さと混同しないようにしてください。そのうえで、アームが対応する画面サイズや横幅の上限、曲面モニターへの対応、重心の位置、クランプで挟める天板の厚み、天板の強度も確認してください。ウルトラワイドは横幅が大きいので、重さだけでなくサイズの条件で外れることもあります。

PCが解像度・リフレッシュレート・給電に対応しているか

3440×1440・120Hzや5120×2160・120Hzは、モニターが対応していても、PCの出力、ケーブル、接続する端子のどれかが対応していなければ表示できません。USB-C給電についても、モニターの最大W数と、PCが必要とする電力を照らし合わせて確認してください。

付属ケーブルの長さが足りない場合や、別のケーブルでつなぎたい場合は、USB-Cケーブルのおすすめと選び方の記事で、映像出力と給電に必要な条件を確認できます。

ウルトラワイドモニターを買わなくてよいケース

  • 今の27型WQHDの不満が「縦が足りない」ことなら、34型3440×1440に替えても縦は増えません。38型以上か、別の構成を検討してください。
  • 会議で画面全体を共有する機会が多いなら、16:9のモニターのほうが扱いやすいです。
  • 片方の画面を縦向きにして使いたいなら、2枚構成のほうが合います。
  • 机の幅に、本体と左右の余白が収まらない場合は、置く場所の確保が先です。
  • 今の2枚構成で困っておらず、中央のベゼルも気にならないなら、買い替える必要はありません。

選ぶ順番としては、まず縦1440で足りるかを判断し、34型にするか38型以上にするかを決めます。次に、つなぐPCの台数と接続方法、机の幅、スピーカーを使うかを確認します。最後に、リフレッシュレート、色域、保証期間のうち、どれに予算を使うかを決めると絞り込みやすいと思います。

参考にした公式情報

仕様と価格は、以下の公式ページ、説明書、技術資料で2026年9月27日に確認しました。仕様、価格、販売状態は変わる場合があるので、購入前に最新の情報を確認してください。

アイキャッチはAIで生成したイメージです。特定商品の実機写真ではありません。

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